水道水って安全?
東京多摩地区の地下水から、PFAS(有機フッ素化合物)と言う発がん性物質を検出。
地下から組み上げられた水も水道水として利用しますが、その地下水から高濃度の発がん性物質を検出しています。
PFASの代表的種類のPFOS,PFOAに対して日本が定めている水質基準は、計50ng /L
それに対して、
2019年度の多摩地区の調査では、556.0ng/L
2021年度の再調査 390ng/L
数値は下がってきましたが、基準の8倍近い数値です。
PFOSは非常に毒性が高い為、癌、心疾患、胎児への悪影響の恐れがあるとして、
2019年国連で製造、使用が禁止とされています。
既に一部の井戸水は停止されていますが、一度地下に流れ込んだPFASは、自然界では分解する事が出来ない為、水道水や農作物を通して、私達の体に入る恐れがあります。
多摩地区以外では?
沖縄の米軍基地周辺では、2300ng/L と、基準の46倍
横田基地周辺 1340ng/L 基準の27倍
米軍基地が長年使ってきた泡消化剤が、土に浸透し被害が拡大していると思われます。
韓国、ベルギーなど米軍基地がある国では、米軍はそれらの使用を認め、調査結果を公表していますが、日本に関してはありません。
そもそも政府を通して、米軍に調査依頼をしているかも定かですが。。。
よくアメリカは友好国と言い方がしますが、本当に友達であるならば、相手の顔色を伺うのではなく、必要に応じて毅然とした態度で臨むのが、真の友達だと思います。
原因を解明し、対処をする事で、これ以上の健康被害を抑え、安全な水道水を確保する為にも、東京都や国に原因の解明と対策を、お願いしていく事が大事だと思います。